”Web限定販売!”【夏物】【宮古上布】特選本麻手織経緯絣着物経緯手績み芋麻使用≪御仕立て上がり・中古美品≫「抽象大花紋」目利きの掘り出し品古き良き逸品身丈157.5 裄67.5

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商品情報


◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの夏の名古屋帯、上布、自然布の帯 など
表:麻100% ※衿裏:麻地 縫製:手縫い
※背伏せ付き
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
※藍はその特質上、摩擦や湿気による色落ちが生じやすくなっております。
藍が落ち着くまでに汗や摩擦で色が移る場合がございますのでその点ご留意くださいませ。
身丈157.5cm(適応身長152.5cm~162.5cm)(4尺1寸6分)
裄丈67.5cm(1尺7寸8分)
袖巾34cm(0尺9寸0分)
袖丈49.2cm(1尺3寸0分)
前巾25cm(6寸6分)
後巾30.5cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。


【 仕入れ担当 岡田より 】

経糸緯糸ともに手績み芋麻100%を用いた
アンティークの【 宮古上布 】のお着物の
ご紹介でございます。

証紙類は付属しておりませんが、繊維の形状、
経緯の糸のとりかた、染織状態から古い世代の
宮古上布かと存じ上げます。

夏の和姿に、これ以上のものはございません。
まさに究極の夏着物、ファン垂涎のお品。

こういったお品はお年に関係なくお使いいただけますし、
帯あわせで様々な着姿をお楽しみいただけますので末長く
お使い頂けることでしょう。


【 お色柄 】
さらり、ハリを感じさせる、麻独特の質感と、ところどころに
自然繊維のお色の濃淡が感じられる、黒紺地に経緯絣による
抽象的な花のお柄が大胆に織り描きだされす。


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワ、宮古上布独特の細かい糸の毛羽立ちや
たたみジワがございますが、着用時に気になるような
汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。

【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。

※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。

※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。

※ゴールデンウィーク・祇園祭・お盆・年末年始の
長期休暇にかかります場合は、通常納期にその期間を
加えてご注文いただきますようお願いいたします。



【 宮古上布について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
文部科学大臣指定重要無形文化財(1978年4月26日指定)
2003年には宮古上布の原料となる苧麻糸の製造技術である
「苧麻糸手績み」が国の選定保存技術に選定された。

沖縄県宮古島市の宮古島で生産される、イラクサ科の
多年草である苧麻(ちょま:標準和名はカラムシ)の
茎の表皮の繊維から作った糸を主原料とする麻織物。
手績みの苧麻糸を経緯に用い、高機で製織される。

風当たりのない陽当たりの良い場所に植え、
有機肥料のみを与えて育てた苧麻を茎の根元からから刈り、
表皮を剥いで表皮の裏側にアワビの貝殻(ミミ貝)を
当ててしごいて繊維のみを採取。
採取した苧麻の繊維(生ブー)を指や爪で細く裂き、
結び目をつくらずに指先で撚りつなぐ手績みによって
経緯の糸を得る。
経糸は2本撚り、緯糸は1本撚りでそれぞれ専門化されており、
撚りつないだ糸は10算(ヨミ)くらいになると(長さにして
6000m)糸車で撚りかけをして仕上げる。
着尺1反分に必要となる糸は50算で、経、緯それぞれ
専門の績み手が1人で績むと半年を要する。

「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する
上布である。

宮古上布の発祥は苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m、
幅40、19ヨミの綾錆布と呼ばれる細目布で大名縞の
紺細上布であった。
後に、この麻織物と同じ技術で織り上げた織物を
宮古上布と呼び、以後二十数年間琉球王府へ献上された。

大正時代には高機等の大島紬の技術も導入され、
この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇る。
その生産が第二次世界大戦により一時中断されたものの、
1948年には再開。戦後の生産量は1952年の2064反をピークに
減少を続け、2002年には10反にまで落ちこんだが、2006年には
約20反まで回復した。
現在の宮古上布は年間生産反数約20反で組合員は92名(H21年9月時点)
2000年に宮古織物事業協同組合が新規格を設け、これまでの
十字絣紺上布だけでなく草木染や太い苧麻糸を使った帯地なども
宮古上布に加え、組合において検査を実施し検査証の添付を行っている。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:牧野 佑香]

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