【シルバーウィーク限定】【織物好きのための2点セット】【本場奄美大島紬】9マルキ一元式総絣【本場南風原花織】特選花織紬八寸名古屋帯≪御仕立て上がりセット≫身丈157 裄64

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商品情報


◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、気軽なお食事、行楽など

[着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:緑色

[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 
長さ約3.8m
柄付け:お太鼓柄 
身丈157cm(適応身長152cm~162cm)(4尺1寸4分)
裄丈64cm(1尺6寸9分)
袖巾32.5cm(0尺8寸6分)
袖丈45.5cm(1尺2寸0分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾28.5cm(7寸5分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【 仕入れ担当 中村より 】
細密な絣で表す、見事な濃淡…
本場奄美大島紬をご紹介いたします。

なんと今回のお品は9マルキの一元絣の一枚。
その大変細やかで綺麗な絣に言葉にすることが難しいほど感動致しました。

織り上げが極端に少なくなっておりますので、
一元式の9マルキは室町でもほぼ見かけることがございません。
いまでは12マルキカタスのお品よりも創作のない、超逸品。
その技法に関しては下記に記載させていただきました。
かなりの長文となっておりますが、興味のある方はご覧くださいませ。

今回は【本場南風原花織】の希少な八寸名古屋帯とのコーディネートセットをご紹介。
お目に留まりましたら是非ともご検討くださいませ!


【 お色柄 】
[着物]
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
一度手を通されるとやみつきになるさらりと肌に軽い着心地。

泥染め特有の黒褐色の地には
松葉菱文様が織りなされました。

総絣も用いておりますので絣の濃淡表現が際立ち、
奥行きのある表情に仕上がっております。

[帯]
節感豊かな紬地は、渋い威光茶(やや茶みのある黄緑色)。
お太鼓部分には、トゥィグワーなどの
伝統模様が込められました。

シンプルなデザインながらも、
花織による立体的な表情が
全体のアクセントになっております。

【 状態について 】
着物も帯も中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 9マルキ一元式の技法について 】
一言に9マルキといってもカタス式と一元式でまるで違います。
本来、大島紬は一元式を基本として織られておりました。
途中からカタス式が生まれると、
その手間のかからなさからほとんどがカタス式の商品になっていきました。

決してカタスのお品の質が悪いということではございません。
大島紬の創作数自体が減少した今では、
経緯絣の新しい創作品自体が希少で、
カタス式のお品でも素晴らしいものがございます。
ただ手間暇として一元式の方がかかっており、
その絣の緻密さは、世界三大織物に数えられるほど素晴らしいものです。

ご存知の方も多いかと存じますがマルキとは
経糸の総数1240本(正確には耳部分があるので1160本)に
占める経(たて)絣糸の割合のことですが、
そのマルキがざっくりとした大島の価値の指標となっております。
言わずもがな、マルキの数値が上がるほど経絣糸が多く入り、
経緯(たてよこ)の絣合わせが困難となりますので、
その数が上がるほどより手間隙がかかりおのずと高額になって参ります。

一般的に市場に出回っており、きもの市場でもご紹介の多い、
7マルキカタス式のお品は、
1240本中、絣糸は約300本
逸品と言われる12マルキでは
1,480本中、絣糸は約480本ほどでございます。
当然12マルキでは経糸が多い分、糸も細く手間のかかるお品です。

しかしながら今回ご紹介の9マルキ一元式では、
なんと1240本中、絣糸は780本までにもなります。
数字ばかりで申し訳ありませんが、
ここまでの絣糸の多さ、製作から考えますと頭が痛くなります…。

長々と稚拙ながら説明させていただきましたが、
なによりもこの素晴らしさをお手元でご覧いただきたく存じます。

【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定) 
 

沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。

【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)

鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。

大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る


撥水加工をご要望の場合
(ガード加工 帯)(パールトーン加工 八寸帯)
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:中村 浩二]

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