1892年、西フランス/プソージュと言う村の靴職人であった「Patrick Beneteau(パトリックベネトー)」氏が息子達と靴を作り始めた事を起点とするブランド「Patrick(パトリック)」。フットボールスパイクを中心としたスポーツ市場での高評価を経て、1980年代にはフットボールフランス代表のエースとして活躍し、その輝かしい実績と唯一無二のプレイスタイルから"将軍"とも称されたスーパースター「Michel Platini(ミッシェルプラティニ)」氏にスパイクをサプライするまでに成長を遂げます。「Patrick」の象徴とも言える「後足部」の「ダブルスラッシュ(二本線)」を1972年頃から採用した事でスポーツの枠に留まらず、ヨーロッパ全土のファッショニスタへと人気の拡がりを魅せ、更なる愛用者を増加させました。同ブランドは1978年より日本での本格展開を開始し、実用的な「機能性」は元より"足元のメイクアップ"をコンセプトとしたスタイリッシュなアイテム群でタウンユースの定番ブランドとして質に拘るリピーターを獲得し続けています。そんな歴史あるブランドの中から"1970年代のスポーツシューズ"をデザインソースに、当時使用していた"ライオンマーク"をモチーフにした「ネームタグ」を採用する等、レトロな雰囲気を維持しながらも現代のトレンドをプラスしながら進化を続けるVintage(ヴィンテージ)カテゴリーから、シンプル且つクラシカルなテイストとその馴染み深いデザインから幅広いニーズを獲得している「Gstad(グスタード)」の定番カラーがリストック。今作の「アッパー」マテリアルには独特なシボ感が特徴の「ゴートレザー(山羊革)」を採用しながら、カラーリングにはシンプルな「ネイビー」をベースに「レッド」と「ホワイト」を使用したトリコロールカラーを配し、オーセンティックなシルエットの中にモダンな魅力を凝縮しています。また、今モデルは現在のスニーカーシーンでは稀なMade in Japan(メイドインジャパン)として製造されており、細部のディテールに至るまで職人の丹精を尽くした技巧、そして数々の拘りが詰め込まれ具現化。伝統と歴史を紐解きながら「普遍性」を尊重しつつ「Patrick」のブランドフィロソフィを継承した「Gstad」の定番カラーを今シーズンのスタイリングに取り込んで見ては如何でしょうか。