WINSOME Liberty ウィンサムリバティ
ベルギーリネン サイドタック ノースリーブ ロング ワンピース
（リバティバイヤス使い）＜CARLOTTA＞
31WSL-CARLOTTA

夏以外の季節も活用できるノースリーブが便利。

シンプルなワンピースだけれど、ストンとした形ではなくて、ほんのり丸みがあるシルエットは、ギャザーは使わずにサイドに仕込んだタックで作り込んでいます。とにかく生地をたくさん使ったゆったりシルエットのワンピースは重たいし、余計に太って見えたりするもの。無駄を省いた絶妙なシルエットがお腹周り、ヒップなど身体のシルエットはカムフラージュしつつ、決して身体が大きく見えない着やせ効果を狙えるワンピースです。夏はサラっと一枚で、秋冬にはタートルニットを合わせての着用も可能な袖のないワンピースは、とことん洗い加工が施された上質なベルギーリネンで仕立てたので、初めて袖を通すその日からすでに身体に馴染む感覚があります。左右にはポケット付き、裏地が無くても透けにくい生地で、リネンの特性を機能的に楽しめるロング丈のワンピースは、実は着てしまえば隠れる首の裏側や袖ぐりの裏とポケット裏にリバティのタナローンを部分使いしています。

熟練の技から生まれるニュアンスのある色。

●TRQ | グリーン掛かったブルー。ターコイズブルーに少し緑を混ぜたような色。
●CHG | やや紫がかったニュアンスのあるチャコールグレー。
●BLK | リネンの黒はほど良いツヤ感のお陰で重たくなりすぎない。

使い込むことで味わいが増すベルギーリネン。

丁寧に洗いこむことで、柔らかさと風合いをもたらしたベルギーリネンは、厚地ほどの肉厚さはなく、けれど薄地と言うほどでもない、ちょうどいい質感の40番手リネン。透け感も控えめで耐久性もありながら、涼しさもあります。フラックス特有の織ふし、織ムラ(太い線状のもの)、ネップ、異原糸(黒や白い糸)などが見られるナチュラルな雰囲気もお楽しみください。

首元のあきを最小限に。

頭からガバっと被るプルオーバータイプのワンピースです。首元は鎖骨に添うような緩やかなカーブを描くネックラインで女性らしい雰囲気に仕上げました。夏はボタンとかファスナーとかの装飾はない方が扱いやすいので、あき無しで首元をどのくらい詰められるかを探りました。すっきりとしたシルエットながらも、サイドにタックを仕込むことで胸からお腹周りにゆとりがたっぷりとできて、コクーンっぽい丸みのあるシルエットがとても可愛く、着た時に身体のラインが出にくい点も魅力です。末広がりのワンピースとは異なり、風が舞っても裾がめくれ上がる心配が無いのも嬉しいポイントです。

リバティプリントを部分使い。

ネックと袖ぐりのバイヤスは、通常ならば共布のリネンにするところを、リバティのタナローンコットン使いにしているので、ハンガーに掛かっている状態も絵になります。共布使いにするより、タナローンを使ったことで、生地の厚みが出にくくなるので、襟ぐりと袖周りがとてもスッキリ仕上がりました。あえて周りに見せる部分ではなく、自分だけの密かな楽しみとしてリバティの部分使いをお楽しみください。リバティの色柄はおまかせとなります。(基本的に同系色でマッチするものを見繕います)

いくつになっても愛嬌のある可愛さを大切にしたい。

WINSOMEとは「愛らしい・愛嬌のある」という意味。WINSOME Libertyウィンサムリバティはリバティやウィリアムモリスなど伝統の生地を用いて、神戸のアトリエにてハンドメイドで仕立てています。いくつになってもWINSOMEを大切にしたいすべての女性へ、長く時をともにできる心地よいアイテムを提案します。

サイズ選びと製品についてのアドバイス

158cm 9号体型で足首が少し見えるくらいの着丈です。脚の露出は控えつつ、マキシ丈ほど長くない、フラット靴をあわせて大人っぽい雰囲気にまとまる110～120cm未満の着丈が個人的には好きです。この位の着丈ならば、階段などの段差があっても裾を踏んでしまう心配がありません。首の開きは鎖骨がギリギリ見えるか見えないかくらい、脇はなるべく詰めていますが、首元があき無しのタイプなので着脱のことを考えてややゆとりを持たせています。脇を詰め過ぎると一枚で着用する以外の用途では使いにくいため、このくらいのゆとりならば、ブラウスやニットを下に重ねることもできます。秋や冬にはタートルニットやカットソーを入れてお楽しみいただけます。