武満徹の電子音楽

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「武満徹の電子音楽」川崎 弘二内容紹介作曲家は、テクノロジーに何を夢みたのか?作曲家・武満徹作品研究の決定版がついに刊行!! 「電子音楽」=「テクノロジー」を糸口に、 膨大な一次資料と最新技術を駆使した音響分析に基づいて、 武満徹の全生涯と全作品をかつてない精度で検証した 電子音楽研究の第一人者、川崎弘二による畢生の大作。 詳細をきわめる記述の射程は武満徹個人の活動にとどまらず、 戦後の電子音楽/現代音楽界はもちろんのこと、 ラジオ、テレビなどの放送メディアや映画、前衛芸術、現代詩、 ミュージカルといったさまざまな分野の状況や交流、 さらには日本に電子音楽が浸透していく過程まで、 本書は広く明らかにしていきます。 また、これまで知られていなかった50を超す武満作品や、 今回新たに判明した本人の発言など、多くの新発見と新事実も発掘。 1000項目を超える索引も付し、最強の武満徹事典としても必携!! ◎武満徹全集に未登録の作品の存在を50作品ほど発掘。 そのいくつかは作品自体も発見し、分析を行っています。 さらに単行本などに未収録の武満のテキスト、インタビュー、 対談なども多数発掘しています。 ◎日本の電子音楽、ミュジック・コンクレートは、 日本の各放送局が自社の芸術性の高さと技術力を競い合う場としての 「芸術祭」(現在も継続中)を舞台に発展したという側面もあります。 電子テクノロジーを援用した音楽作品が、 芸術祭を舞台に進歩していったプロセスを解き明かします。 ◎武満は文学者との共同作業も多く、 安部公房、石原慎太郎、江藤淳、大江健三郎、坂上弘らと同時代的に交流しています。 さらに、武満は50年代後半からの警職法改正反対、安保闘争、 ベトナム反戦運動、反核運動などに文学者らとともに参画し、 音楽家の立場から社会へどのようなメッセージを投げかけたかについても検証しています。#川崎弘二 #川崎_弘二 #本 #芸術/音楽・舞踊
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